パワーシフト
パワーシフトとは、自然エネルギーが中心となった持続可能なエネルギー社会にむけて、電力(パワー)のあり方を、変えていくことです。現在利用している電力をより再生可能エネルギーを利用している電力会社に切り替えましょう。
パワーシフト
パワーシフトとは、自然エネルギーが中心となった持続可能なエネルギー社会にむけて、電力(パワー)のあり方を、変えていくことです。2016年より、日本でも電力小売り全面自由化によって、一般家庭でも電力会社を選べるようになり、新しい電力の小売り会社が設立されました。その中には自然エネルギー供給を目指す電力会社も、各地に次々と現れています。
日本全体では、発電の電源構成は、石炭、天然ガス、石油などの火力発電が全体の約76%(2020年度実績)を占め、二酸化炭素を排出しない自然エネルギーは19.8%です。みなさんが利用されている電力の電源構成は電力会社により、または電力会社のプランによって異なります。二酸化炭素を排出しない自然エネルギーで発電した電力を利用することにより、家庭での二酸化炭素の派出量は減少します。
自然エネルギー100%で発電した場合は、電気による二酸化炭素の排出量はゼロとなります。家庭での省エネ行動とともに、電力による排出量の削減のために、できるだけ、自然エネルギーで発電した電力を利用するようにしましょう。
CASAでは、パワーシフト・キャンペーンの賛同団体として自然エネルギーの普及・拡大に努めています。契約している電力会社を変更される場合は、ぜひ、パワーシフト・キャンペーンに参加している電力会社を候補の一つとしてご検討ください。
※「自然エネルギー」は「再生可能エネルギー」同義として使用しています。
パワーシフト・キャンペーン
「市民や地域が主体となってつくられた自然エネルギーの電力を選びたい」という市民・消費者の声を、たくさん集めて世論として大きく広げ、政府に届けるとともに、電力会社に対してもニーズを伝えていきます。この活動の趣旨に賛同する様々な市民・消費者の団体や、そのネットワーク、個人が、誰でも参加でき、連携して取り組むのがパワーシフト・キャンペーンです。
パワーシフト・キャンペーンは自然エネルギーの電力会社を応援しています。電力会社の担当者に直接会って7つの点を重視している(同じ方向を目指している)ことを確認してご紹介しています。
- 「持続可能な再エネ社会への転換」という理念がある
- 電源構成などの情報開示をしている
- 再生可能エネルギーを中心として電源調達する
- 調達する再生可能エネルギーは持続可能性のあるものであること
- 地域や市民による再エネを重視している
- 原子力発電や石炭火力発電は使わない
- 大手電力会社の子会社などではないこと
詳しくは、https://power-shift.org/7points/
自然エネルギー供給をめざすパワーシフトな電力会社の紹介
https://power-shift.org/choice
地図版 file:///C:/Users/mm080/Downloads/c2517bce4f5efa89f0b8804de46e1d63.pdf
契約している電力会社を変更する
- 電力会社により営業地域が異なります。会社の概要、プランや料金などを確認して
契約する会社を選びましょう。 - 契約後、4日から2週間程度で、契約が切り替わります。以前の会社への連絡は新しい電力
会社が行います。契約を変更することで新しく電線がひかれるわけではありません。電気の質もかわりませんし、停電がしやすくなるようなことはありません。
パワーシフト・キャンペーンのQ&A https://power-shift.org/qa/