CASA年表・歩み2006年

12月  「おおさかアクション2006」に参加
 第42回気候変動問題研究会
11月  COP12、COP/MOP2に代表派遣(ケニア・ナイロビ
 EE研⑨
10月  地球環境大学第5回講座
 第41回気候変動問題研究会
 第10回循環資源問題研究会
 オール電化研究会⑤、「環境面からみたオール電化問題に関する提言~中間報告~」発表
9月  地球環境大学第4回講座
 オール電化研究会④
 EE研⑧
8月  新京橋商店街の「おらんだ祭」参加
 親子で学べる環境教室、省エネチャレンジ
 第40回気候変動問題研究会
 第9回循環資源問題研究会
 オール電化研究会③
 EE研⑦
7月  地球環境大学第3回講座
 オール電化研究会②
 EE研⑥
6月  地球環境大学第2回講座
 第39回気候変動問題研究会
 第8回循環資源問題研究会(前・廃棄物問題研究会)
5月  SB24に代表派遣(ドイツ・ボン)
 第14期地球環境大学第1回講座
 EE研⑤
4月  「アースデーおおさか」参加
 EE研④
3月  冬の鳥取ツアー(鳥取支部交流会・学習会)
 自然エネルギー市民の会「ポッポおひさま発電所」点灯式(東大阪市ポッポ第2保育園)
 EE研③
2月  EE研②
1月  COP11、COP/MOP1報告会(18日東京、28日大阪)
 第38回気候変動問題研究会
 オール電化研究会①

ポッポ保育園に太陽光発電所

 東大阪市のポッポ第2保育園に、「自然エネルギー市民の会」の最初の事業である、太陽光市民共同発電所「ポッポおひさま発電所」が設置され、3月11日に点灯式が行われました。このおひさま発電所は、NEDOの助成と大阪府の補助金を受け、35名の建設協力者からの400万円と、180名もの団体及び個人からの270万円の寄付によって建設されたものです。出力は10.02kWで、年間予想発電量は10,657kWhで、約6.9tのCO削減が見込まれています。点灯式では、3から5歳の児童による「てのひらに太陽を」の合唱のあと、5歳児による点灯が行われ、おひさま発電所で発電された電気で、勢いよく噴水があがり、子どもたちの歓声が園庭に響きました。未来を担う子どもたちに、「平和で安全なエネルギー」をと願う取り組みが、その一歩を踏み出しました。


商店街事業

 CASAでは、自然エネルギー市民の会と共同で、JR環状線・学研都市線と京阪電車の乗り継ぎ駅となっている京橋駅前の新京橋商店街(大阪市都島区)が主催する「おらんだ祭」に共同出展しました。この商店街事業では廃食油の回収も行っています。


COP/MOP1への代表派遣

 2月10日、11月28日から開催されていた気候変動枠組条約第11回締約国会合(COP11)と京都議定書第1回締約国会合(COP/MOP1)は、京都議定書の運用ルールであるマラケシュ合意を、遵守制度も含めてすべて採択するとともに、2013年以降の先進国の削減義務と制度設計についてのCOP/MOP決定と、「長期的な共同行動」についてのCOP決定を採択して終了しました。今回のCOP11とCOP/MOP1の課題は、第1に、マラケシュ合意を採択して、京都議定書を実施可能にすること、第2に、マラケシュの宿題である遵守制度の不遵守の措置(帰結)に対する法的拘束力の問題についての決着をつけること、第3に2013年以降の削減目標と制度について議論を開始し、いつまでにその議論を終えるかについての道筋を決めることでした。この会議は、これらの課題をすべて達成する大きな成果をあげたと思います。


オール電化の環境影響についての中間報告を発表

 電気店に行けば必ず「オール電化」のパンフレットがあり、テレビをつければオール電化のコマーシャルが流れています。新築される住宅の3割程度がオール電化を選択しており、リフォームでオール電化にする家庭も急増していることから、CASAにもオール電化の環境性についての問い合わせが相次ぎました。そこで、CASAでは大阪消費者団体連合会と共同で研究会を開催し、11月に「環境面から見たオール電化の問題-中間報告」をまとめました。内容は、オール電化の導入により環境負荷が増大する傾向がみられ、社会的にも大きな課題を抱えていることを指摘するものとなっています。

"CASA活動記録"の最新記事