CASA年表・歩み2008年
12月 | COP14 / COPMOP4 に代表派遣 (ポーランド、ポツナム) |
11月 | 新京橋商店街で廃食油の回収 CASA20周年記念シンポジウムとパーティ |
8月 | パンフレット「オール電化って<本当に>環境にいいの?」発刊 地球環境大学課外講座 |
7月 | 「CD-ROM版『地球温暖化』資料集2008」完成・発売 地球環境大学第3回講座 |
6月 | 環境面から見た「オール電化の問題<最終報告> 「2008環境展」参加、セミナー開催 (東京支部) シンポジウム「オール電化と環境問題」 地球環境大学第2回講座 |
5月 | 第16期地球環境大学第1回講座 |
3月 | バイオ・ディーゼル研究会 「G8洞爺湖サミット・神戸環境大臣会合に向けて」学習会 新京橋商店街の空き店舗で展示(自然エネルギー市民の会と共催) |
「CD-ROM版『地球温暖化』資料集2008」の開発
このCD-ROM版資料集は、地球温暖化問題の学習資料として作成したものです。①地球温暖化のしくみ(14項目)、②温暖化の兆候(17項目)、③温暖化の予測(18項目)、④温室効果ガスの排出状況(23項目)、⑤国際交渉(25項目)⑥温暖化対策(29項目)、⑦家庭での省エネ(23項目)などの149項目について、IPCC第4次報告書などの最新情報を用いて、市民の視点からやさしく解説したものです。風車や燃料電池実験や温暖化の影響について、15分のプレゼン例もついています。学習会、講演や授業など図表を使ったプレゼンや、授業用の資料が簡単にできるように、パワーポイント版も入っています。CASAでは、このCD-ROM版資料集を毎年、新たな資料やデータで改訂して、常に最新の情報を市民に送り届けたいと思っています。
オール電化についての最終報告とシンポの開催
オール電化の環境影響についての中間報告書を発展させた最終報告書を発表するとともに、シンポジウムを開催しました。オール電化の最大の問題は、「オール電化はエコ」の宣伝がなされ、CO2排出量の多い旧来型の電気温水器が未だに24万台(オール電化の給湯器の約40%)も売られていることです。家庭におけるCO2排出量のうち、給湯からの排出は17%を占めています。もし従来型のガス給湯器を電気温水器に変えた場合、3倍以上ものCO2排出量となってしまい、家庭での削減は困難になってしまいます。正しい知識と情報のもとに、自分たちのライフスタイルを選択しようというのが、CASAの提案です。
オール電化についてのパンフレット作成
CASAでは、「環境面からみたオール電化問題に関する提言」の最終報告が完成したのを機に、最終報告書の内容を、12頁のパンフレットにまとめました。
北海道洞爺湖G8サミットに向けた連続学習会
2008年7月のG8洞爺湖サミットに向けた学習会を、大阪、京都、北海道、神戸、東京などで開催しました。
洞爺湖G8サミットに向けてCASA作成のホームページ