CASA年表・歩み2013年

11月  COP19(ポーランド ワルシャワ)
10月  第21期地球環境大学 第4回講座
9月  市民・地域共同発電所全国フォーラム2013
 第21期地球環境大学 第3回講座
 福島りょうぜん市民共同発電所 発電開始
8月  第21期地球環境大学 課外講座
7月  第21期地球環境大学 第2回講座
6月  第21期地球環境大学 第1回講座
 第13期通常総会
5月  せのがわおひさま共同発電所 発電開始
4月  「地球温暖化」資料集2013発売
3月  さよなら原発3.10 関西2万人行動
2月  シンポジウム「COP18の結果と日本のエネルギー政策」
1月  共同通信が「CASA2020モデル」を使った 記事「日本の展望モデル試算」を配信

第4版「地球温暖化」資料集2013発売

 2008年版、2009年版、2011年版に続き、第4版となる「地球温暖化」資料集2013年版を作成しました。各項目ともデータは最新のものに更新し、特集として、再生可能エネルギー、エネルギーの選択、福島原発事故の3つの項目を追加しています。


せのがわおひさま共同発電所 発電を開始

「せのがわおひさま共同発電所」(広島県安芸区)が2013年5月15日から発電・売電を開始しました。
 地元の方6名とNPO法人自然エネルギー市民共同発電が組合員となって設立した「有限責任事業組合せのがわおひさま共同発電」が資金調達や運営を行っています。


福島りょうぜん市民共同発電所 発電を開始

 CASAも協力して、自然エネルギー市民の会が福島県農民連と連携してすすめていた「福島りょうぜん市民共同発電所」(福島県伊達市霊山町)が9月4日から発電を開始しました。

 福島りょうぜん市民共同発電所は、建設費2,000万円の出資募集を募ったところ全国から申込があり、想定の1.5倍を超える出資申出がありました。この「福島りょうぜん市民共同発電所」では、売電収入の2%を福島復興基金として積み立て、福島の復興のために運用することにしており、このことも共感を呼んだ理由だと思います。


共同通信が「CASA2020モデル」での解析記事を配信

2013年1月4日中国新聞・朝刊(共同通信配信)

共同通信が正月の特集で、「CASA2020モデル」を使った「日本の展望モデル試算」と題する記事を配信し、全国の50を超える地方紙に掲載されました。掲載誌には、中国新聞、西日本新聞、河北新報などの大手地方紙も入っています。

共同通信の配信記事のリードには、「新たなエネルギー政策の議論の中で、『2030年原発ゼロ』の選択肢。原発も温暖化もない未来は実現できるのか。海外で進む取り組みを追い、日本での可能性を探った」とされています。

この記事は、共同通信が設定したシナリオで、「CASA2020モデル」を用いて2020年のCO排出量、GDP、失業率などを解析し、その結果を比較したものです。

共同通信が「CASA2020モデル」を取り上げた理由は、「市民団体のシナリオはいろいろあるが、きちんとしたモデル分析をしたものは少なく、特にボトムアップとマクロ経済モデルを統合したモデルというのは、非常に興味深く、CASAモデルを特別に取り上げる価値はある」と考えたとのことです。これまで、CASAが日本における削減可能性を検討してきた地道な努力が報われた、嬉しい配信記事でした。


さよなら原発3.10関西2万人行動でパンフレットの配布

 3月10日(日)に開催された「さよなら原発3.10関西2万人行動」で、参加者にパンフレットを配布しました。
 配布パンフの内容は、福島第一原発での事故の実態、原発安全神話崩壊、COによる地球温暖化は限界に近づいていること、2020年にはCOは現在の25%削減が必要で、それは原発無しでも可能なことなどを解説したもので、「原発再稼働なしに25%削減は可能」のCASA提言と、2013年版CD資料集「地球温暖化」の内容から作成したものです。

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