CASA年表・歩み2015年
11月 | COP21に向けた連続シンポジウム 第2回「STOP温暖化、パリで決めよう」 市民・地域共同発電所全国フォーラム2015小田原大会 気候をまもるパリへの行進 アースパレード2015 COP21(フランス パリ) パリ協定採択 |
10月 | COP21に向けた連続シンポジウム 第1回 「STOP温暖化、国際交渉の基礎を学ぶ」 |
8月 | 第23期地球環境大学 課外講座(2回) |
7月 | 第23期地球環境大学 第3回講座 |
6月 | 第23期地球環境大学 第2回講座 第15期 通常総会 |
5月 | 第23期地球環境大学 第1回講座 |
4月 | 泉大津汐見市民共同発電所 発電開始 CD-ROM版「地球温暖化資料集2015」発売 |
3月 | さよなら原発 関西アクション |
2月 | 福島あたみまち市民共同発電所 発電開始 |
1月 | シンポジウム「 COP20の成果と課題、COP21での合 意をめざして」 |
「福島あたみまち市民共同発電所」発電開始!!
CASAも協力して、自然エネルギー市民の会が建設を進めていた、福島県郡山市熱海町石筵の「福島あたみまち市民共同発電所(210kW)」が2月19日から発電を開始しました。2013年9月に完成した伊達市の「福島りょうぜん市民共同発電所(50kW)」と同様に、売電収入の2%を福島復興基金として積み立て、少しでも福島の復興に役立てる計画です。
4月18日(土)に完成を祝う会を行いました。出資者、農民連の方々、CASAや自然エネルギー市民の会の会員が参加しました。市民共同発電所(奥の方の半分程度)の手前には農民連の石筵発電所(300kW)も完成しています。
大阪府内初! 行政と連携した市民共同発電所(50kW)点灯式
CASAも協力して、自然エネルギー市民の会が建設を進めていた、泉大津汐見市民共同発電所の点灯式が5月25日(月)に行われ、出資者、自然エネルギー市民の会、CASA会員、市役所職員など多数の方が参加し完成を祝いました。自然エネルギー市民の会の和田武代表は「自治体が土地を市民団体に貸し出し、市民が共同して出資して作った市民共同発電所は全国的にも珍しく先駆的だ、泉大津モデルと呼びたい。」と挨拶されました。市長(代読、泉大津市都市政策部部長・谷誠次さん)からは「大阪府内初のとりくみであり、本市にとっても誇りに感じている。この素晴らしい事業が全国に広がることを願う。」とのメッセージが寄せられました。
CD-ROM版「地球温暖化資料集2015」
2015年版のCD-ROM版「地球温暖化資料集」を発行しました。
今回の資料集には、IPCC第5次評価報告書を分かりやすく解説しています。この資料集は、カーボン・オフセット商品として販売しました。
パリ協定に合意
2015年11月30日からフランスのパリで開催されたCOP21は、パリ協定(Paris Agreement)に合意しました。パリ協定が採択された瞬間、会議場は満員総立ちで5分以上拍手が鳴り止みませんでした。なかには涙ぐんでいる交渉官もいました。鳴り止まぬ拍手と交渉官の涙は、この交渉がいかに困難であったかを示しています。パリ協定は、目的を2℃未満とし、今世紀後半に世界全体の人為的な排出と人為的な吸収を均衡させる(実質排出ゼロ)ことに合意した、歴史的な合意です。
パリへ、COP21へ届けパレードの声
世界の将来を左右するCOP21がパリで開催されるに合わせて、Climate Action Now!キャンペーン実行委員会主催の、「アースパレード2015」が、11月28日に東京で、翌29日に京都市で行われました。京都のパレードには約600人が参加しました。CASAと自然エネルギー市民の会(PARE)会員が合わせて約20人参加しました。
南の国ツバルから来日されたゲストのタレシさんのスピーチをはじめ、環境保護団体やNGOの代表のメッセージが続き、「原発を推進することは、再エネの拡大を妨げて地球温暖化を加速させることです。」というコメントにはたくさんの拍手が送られていました。