CASA年表・歩み2017年
12月 | エネルギー基本計画部内学習会 学習会「エネルギー基本計画とは?~日本 のエネルギー政策のあり方を考える~」 |
11月 | 大阪府環境キッズファミリー交流フェスタ 市民・地域共同発電所全国フォーラム2017 in 福島 COP23(ドイツ ボン) |
10月 | 出前授業(甲南中学校) 第8回ちきゅうCafé |
9月 | 施設見学会(大阪湾埋め立て処分場) |
8月 | 施設見学会(大阪市下水道科学館・NEXT21) 夏休み親子環境教室(工作教室) |
7月 | 第25期地球環境市民講座 第2回・第3回・課外・第4回講座 |
6月 | 第25期地球環境市民講座 第1回講座 第17期 通常総会 第7回ちきゅうCafé |
5月 | 第6回ちきゅうCafé 出前授業(箕面こどもの森学園) |
4月 | ちきゅうCafé&絵本 (クレヨンハウス大阪) |
3月 | 第5回ちきゅうCafé |
2月 | 第2回ちきゅうEnglish |
1月 | 第4回ちきゅうCafé |
ちきゅうCafé&絵本
4月26日、クレヨンハウス大阪店で「ちきゅうCafé&絵本」を開催しました。クレヨンハウス大阪店(大阪府吹田市)は子どもの本・おもちゃの専門店として知られています。
この企画は、CASAフェイスブック・ページでちきゅうCaféを知った方から「開催時間が早ければ参加できるのに…」という声がCASAに寄せられたことに始まりCASAボランティアの古家さんとオーガニックデリ「Open Sesame」のオーナーシェフ・坪山さん、クレヨンハウス大阪店店長の山本さん、CASAの協力で実現に至りました。
地域で絵本の読み聞かせの活動も行う坪山さんによる絵本「ちきゅうはみんなのいえ」の読み聞かせに始まり、CASAスタッフの土田から温暖化問題の深刻さやパリ協定のお話をし、最後にクレヨンハウス・山本店長から、地球環境を考える絵本の紹介と読み聞かせをしました。参加された方からは「普段まったく温暖化問題を気にしていないので、すごく勉強になりました。わかりやすかったです。」との感想が寄せられました。絵本という切り口で、子育て世代の方へ子どもと環境を考えるきっかけを提供する企画となりました。
エネルギー基本計画学習会
8月、「第5次エネルギー基本計画」策定へ向けた議論が始まりました。第4次エネルギー基本計画策定後にパリ協定が合意されたにもかかわらず、冒頭から経産大臣が石炭火力や再生可能エネルギーの目標値は変えないと発言するなど、真面目に検討する意思があるかどうかが疑われるような船出となりました。12月16日、CASAは全大阪消費者団体連絡会、自然エネルギー市民の会(PARE)、大阪から公害をなくす会とともに、CAN-Japanの協力を得て「エネルギー基本計画とは?~日本のエネルギー政策の在り方を考える~」を開催しました。
講師に大島堅一さん(龍谷大学教授)、高村ゆかりさん(名古屋大学大学院教授)を迎えエネルギー基本計画の内容や歴史、原発事故後の原子力の位置づけ、原発再稼働と電気料金、環境・エネルギー政策のビジョンに必要なもの、再生可能エネルギー導入の現状と今後の課題、化石燃料からの投資撤退(ダイベストメント)をはじめとする、金融・ビジネス界の化石燃料に対する世界的な反応・動向などについて学びました。
箕面子どもの森学園での出前授業
5月25日、箕面子どもの森学園(大阪府箕面市)で出前授業を行いました。同学園はユネスコスクールに認証されています。
2017年度1学期は学校全体で「気候変動~地球とわたし」に取り組み、1学期の終わりに、子どもたち主導で「地球レスキューこどもの森会議」を開き、問題解決のために学園で取り組むアクションを決めるとのことでした。CASAの出前授業は、小学4年生から中学3年生までの子どもたちを対象に実施しました。1時間目には、〈地球温暖化が進行していること問題解決のためどんな取り組みが行われているか〉を学び、2時間目には〈普段の暮らしを見つめなおし、自分たちができる解決策〉を考えました。2時間目、グループで話し合いをしていると、「教室のブラインドを上げて光を取り入れたらいい。教室の電気を消しても大丈夫。」と発言する子どもたち。「無理なく・我慢なし」をキーワードに、省エネ・省資源・節約、エネルギーを大切に使う暮らし方をしっかり考えてくれました。