地球サミットで市民/NGOは何をしたか

 

 @ 政府間会合

178カ国の代表。各国の首脳も100人以上参加。

・「リオ宣言」「森林原則声明」「アジェンダ21」を採択。「気候変動枠組条約」「生物の多様性保全条約」の署名が始まる。

 A 市民/NGOの活動

・環境NGOも、187ヵ国から7946のNGOがグローバルフォーラムに参加し(登録参加者だけで18680人)、35のテントと675区画の展示ブースで、連日、多彩なシンポジウムや交流会、イベントが繰り広げられた。

  ・日本からは約100団体、350人の市民が参加し、30番テントを拠点に連日、シンポジウム、イベント、交流会を行った。

 B 34のNGO条約

  ・特筆すべきは、「国際NGOフォーラム(INGOF)」が、「UNCEDは、より公平な、より持続可能な将来への軌道に世界を乗せるため、この10年間の最も重要な出来事となるはずであったのに、各国政府は期待された決定をしなかった」として、市民の立場から34の代替条約(NGO条約)を作成したこと。

  ・この34のNGO条約は、1992年10月にミシガン大学で開催された「リオ後の市民の対応」をテーマにしたNGO会議で、46のNGO条約に拡充された。